ウェル・ビーイング 管理栄養士の鈴木です。
突然ですが、私には79歳になる祖母がいます。
祖母はチャキチャキの商売人で、若い頃は雛人形、現在は婦人服やドレスのお店を
一人で切り盛りしています。
派手な(いや・・・おしゃれな)祖母は、いつもきれいなお洋服を着て、たくさんの
常連さんに囲まれながら、大〜きな声でしゃべりまくる、ついでにひ孫をおぶりながら
お店に立っているという、本当に元気の塊のような人です。
私たち孫は、祖母を【豊田のファッションリーダー
(祖母は愛知県豊田市に住んでいるので)
そんな祖母が先日、大腸がんになりました。
人間ドックは毎年欠かさず受けていたのに、今年に限ってたまたま受けなかったそうです。
自覚症状が出てからの診察だったので、すでに転移しているのではないかと心配されました。
いつもは「私もそう先は長くないし〜♪」とか冗談を言っていたのに、いざ「死」を目の前に
したら「もっと生きたい。あと10年は生きたかった。」と毎晩泣いていたというのです。
そして私も、
「元気なおばあちゃんは、いつまでも元気なおばあちゃんで当たり前!」
と心のどこかで思っていたのに、そうではないということに気付かされました。
「健康が大切」なんて言葉は、当たり前すぎてあまり深く考える機会はないと思います。
皆、「健康」を失って初めて、「健康が大切」だと心から感じるものなのだと思います。
でも、それでは遅すぎることもある。
生活習慣による糖尿病や、血管疾患は、発症してからでは後戻りできません。
血管も心臓は、新しいものと取り替えることも、悪いところだけひょいと取り除くことも
そう簡単にはできません。
だから、後で後悔しないように、少しでも出来ることを、少しでも早く取り組んで頂きたい
と思います。
健康診断をちゃんと受ける!でもいいです。
いつもより多く歩いてみる!でもいいです。
夕食のご飯だけでも減らす!でもいいです。
気になる検査値があれば病院に行ってみる!でもいいです。
とにかく今できることから何か始めて頂きたいと思います。
祖母の病気を経験して、私自身、心からこのように思うようになりました。
さて、私の祖母ですが、幸いにも大腸以外への転移はなく、腫瘍は手術で取り除くことが出来ました。
今ではすっかり回復し、お店にも元気に出ています。
いつまでも・・・というわけにはいきませんが、あと10年はお店で元気にお洋服を
売る祖母を見ていたいですね
※写真は、祖母とお店の店員さんと常連さんと私です。
一番右が祖母です。
みんなおしゃれでしょ〜?笑
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